NPO法人京都運動器障害予防研究会 公開シンポジウムのご案内

オープンセミナー2019のご案内

場所が同志社大学今出川キャンパスから新町キャンパス 臨光館へ変更となっております。

お間違えのないようにお越しください。

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2018年6月23日~6月24日

 

京都学園大学で開催された体力測定会に参加し,肩関節の検診を行いました。2年目となる今年も約350名と多くの参加者に来て頂きました。今回は,肩関節を専門とする医師による腱板の状態の確認,また理学療法士や作業療法士による姿勢,筋力,柔軟性の検査を行いました。腱板断裂をはじめとした肩関節の痛みや機能の低下は,日常生活での上肢動作を著しく制限します。測定後は必要に応じて,自主トレーニングの指導や医療機関への診察を促すようにさせて頂きました。参加者の方々にも満足していただき,我々も大変有意義な活動を行うことができました。来年も同時期に開催を予定しておりますので,是非ご参加ください。最後に,今回の検診開催にいたって,ご協力頂きました京都学園大学および関係者の皆様,誠にありがとうございました。

2018年2月25日

 

京都運動器障害予防研究会 京都肩学セミナー2018「肩腱板断裂に対するリハビリアプローチ」を開催しました。総勢80名ほどの参加をいただき、大変勉強になりました。

 

開会 NPO法人京都運動器障害予防研究会 理事長

たちいり整形外科 理事長 立入克敏先生

 

Ø  肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の正常運動 

1.   総 論  橘大学 (甲斐義浩理学療法士)

2.   評価の実際 伏見岡本病院 (三浦雄一郎理学療法士)

 

Ø  腱板断裂の病態、診断および治療

1.   病態 京都府立医科大学 (木田圭重先生)

2.   診断 画像診断の基礎 たちいり整形外科 (立入久和先生)

3.      断裂サイズと評価方法 丸太町病院 (竹島 稔先生)

4.   治療 保存療法と手術療法の実際 京都府立医科大学(森原 徹先生)

 

Ø  腱板断裂患者の運動学

1. バイオメカニクス  橘大学 (甲斐義浩理学療法士)

2. EMG解析と運動療法への応用 伏見岡本病院 (福島秀晃理学療法士)

 

 Ø  肩疾患患者への運動療法について考える

1.  自動介助運動について 伏見岡本病院 (三浦雄一郎理学療法士)

2.  運動療法の姿勢について 伏見岡本病院 (福島秀晃理学療法士)

3.  リハビリテーションの実際 伏見岡本病院 (三浦・福島理学療法士)

 

閉会 同志社大学 スポーツ健康科学部 

 

NPO法人京都運動器障害予防研究会 副理事長 北條達也先生

2018年2月11日

 

京都軟式野球連盟では、大会に出場する選手は、年に一回検診をうけることを義務付けしました。シーズンオフであるこの時期に、丸太町リハビリテーションクリニックで京都市左京区、右京区、北区、上北、中京区の選手対象にメヂィカルチェックを行いました。投球障害の中でも肘の離断性骨軟骨炎(OCD)は、早期では症状が少なく、ひじ痛を生じた段階では進行していることが多い疾患です。早期に肘OCDを発見するには、エコー検査が不可欠です。約600名の選手に対して医師による肘関節エコー検査、肩・肘・腰などのチェックを行いました。理学療法士によって可動域や筋力評価を行いました。元気で今シーズンを戦っていただければと思います。

 

文責 森原 徹

2018年127

昨年7月に中学生野球チームのメディカルチェックを行い、今シーズン2回目のチェックとなりました。投球障害の中でも肘の離断性骨軟骨炎(OCD)は、早期では症状が少なく、ひじ痛を生じた段階では進行していることが多い疾患です。今回は新規OCDの選手はいませんでした。よかったです。36名の選手に対して医師による肘関節エコー検査、肩・肘・腰などのチェックを行いました。理学療法士によって投球動作に関する機能評価(今回はファンクショナルムーブメントスクリーン)を中心に行いました。本チームは昨年全国大会に進み、すばらしい結果を納めています。ますますのご活躍を祈念します。関心のあるチームがございましたら、ご連絡ください。

 

文責 森原 徹

2018年121

京都投球障害学セミナーを開催いたしました。投球障害の90%以上は,保存療法で完治するといわれております。しかし,障害選手は全身に様々な症状を呈し,真の問題点を抽出することが困難な場合があります.またリハビリ室では疼痛が消失しても,投げ始めると疼痛が再発することも経験します.長期の戦線離脱は,選手生命に大きく影響を及ぼすため,一日でも早い競技復帰が必要です.本セミナーでは、基本的な投球障害の病態,身体特性,スポーツバイオメカニクスをふりかえり,その後競技復帰までの3つの時期(疼痛期,投球準備期,投球復帰期)における機能評価と実践アプローチを紹介しました.実際の投球動作の不良点についても議論することができ、有意義な会となりました.来年も同時期に開催予定です。

 

 

文責 森原 徹

 

2018年1月10日 

京都の社会人野球チームのメディカルチェックを行いました。大きなけがもなく、コンデションは良好でした。身体特性についても測定を行い、動作確認を行いました。個々の選手特性についても、後日フィードバックを行いました。2月からはキャンプインです。今年もけがなく、プレーしていただきたいと存じます。今年度の活躍を祈念しています。

 

文責 森原 徹

2017年12月24日 

京都軟式野球連盟では、大会に出場する選手は、年に一回検診をうけることを義務付けしました。シーズンオフであるこの時期に、田辺記念病院で宇治城陽地区の選手対象にメヂィカルチェックを行いました。投球障害の中でも肘の離断性骨軟骨炎(OCD)は、早期では症状が少なく、ひじ痛を生じた段階では進行していることが多い疾患です。早期に肘OCDを発見するには、エコー検査が不可欠です。約600名の選手に対して医師による肘関節エコー検査、肩・肘・腰などのチェックを行いました。理学療法士によって可動域や筋力評価を行いました。元気で今シーズンを戦っていただければと思います。

 

 

文責 森原 徹

2017年12月2日-3日 女子プロ野球メディカルチェックを行いました。

 

日本女子プロ機構が2009年に設立され、現在4チームで構成され、わかさスタジアムを中心に年間プレーされています。毎年、フィジカルチェックとメディカルチェックを行っています。年々、筋力やパフォーマンスの向上がみられ、徐々にこの取り組みの効果がみられてきています。監督、コーチにも参画していただき、障害の早期発見・治療はもとより、予防にむけた取り組みも行っています。来季、すべての選手が元気にプレーできるように、シーズンオフにさまざまな課題を克服していただきたいと思います。

文責 森原 徹

2017年12月2日 京都市中学校体育連盟野球教室でメディカルチェックを行いました。

 

京都市中学校体育連盟主催の野球指導講習会が京都産業大学で行われました。技術指導を京都産業大学野球部の選手がおこない、医師、理学療法士などによって約100名の中学生選手のメディカルチェックを行いました。成長期野球選手では、肘関節での上腕骨小頭離断性骨軟骨炎(OCD)を生じることがあります。初期では、疼痛や可動域制限などの症状がなく、超音波検査で発見できることが知られています。われわれも超音波機器を用いて検索を行い、数名の選手にOCDが認められました。早期発見によって早期競技復帰ができればと思います。他の選手については、コンディショニング指導を理学療法士が中心に行っています。毎年行うことで、障害が減少でき、パフォーマンスアップにつながればと思います。

 

文責 森原 徹

2017年11月26日座学研修会

 

高野連検診後に、勉強会を行いました。森原からこれまでの投球障害に対する早期発見・治療のとりくみを総括しました。今後は予防を含めた取り組みの必要性をお話しました。木田先生から、京都における野球検診の変遷と現状について話されました。小中高校生においては京都府北部から南部まで毎年約2000人以上の選手のフォローをしていることになるようです。実際の数字をみて驚きです。今後もみなまさのご協力をお願いしたいと思います。松井理学療法士から野球選手に合わせたコンディショニング指導の要点を教えていただきました。検診中に疼痛を軽快させるリハビリのポイントがわかりました。幸トレーナーから打撃のポイントを中心に腰痛の原因やパフォーマンスアップになにが重要であるか、わかりやすく実技指導をご教授いただきました。大変勉強になるひとときでした。

みなさん朝早くから夜遅くまで、検診と勉強会おつかれさまでした。

 

 文責 森原 徹  

2017年11月26日 京都府高等学校野球連盟トレーニング講習会でメディカルチェックを行いました。

 

京都府高等学校野球連盟主催の第69回冬季トレーニング講習会、第9回医科学サポートに対して高校野球選手約500名のメディカルチェックを行いました。医師、理学療法士が中心となり、肩肘腰の障害の有無を検索するスクリーニングテストを行いました。体幹や下肢の機能低下を評価し、その場で改善トレーニングを施行しました。病院での治療が必要な選手もいたようです。トレーニング講習会では、トレーナーが中心となり、コンディショニング指導を行いました。この取り組みは今年で9年をむかえ、昨年から障害の早期発見・治療はもとより、予防にむけた取り組みも行っています。来季の春には参加した選手が元気にプレーできることがわれわれの願いです。

文責 森原 徹     関連記事は京都新聞にも掲載されています。

 

 

2017年10月29日

京都キッズのリサーチプログラムとしてメディカルチェックを行いました。活動風景は次項を参照ください。(京都きっず リサーチプログラム)。大きなけがの選手もなく、参加してくれた53名は元気でよかったです。このプログラムは京の子どもダイヤモンドプロジェクトとして優れた資質のあるジュニア選手の発掘・育成を行い、将来わが国を代表するアスリートとして国際大会でのメダル獲得を目指すことを目的にされています(京都きっず)。毎年チェックを重ねるにつれ、体格も大きくなり、その成長とスポーツ機能を評価することは、とても重要なことだと再認識しました。今年卒業する中学3年生は、高校でもより一層活躍されることを祈念しています。

 

文責 森原 徹

 

2017年7月22日 中学生野球チームのメディカルチェックを行いました。

 

投球障害の中でも肘の離断性骨軟骨炎(OCD)は、早期では症状が少なく、ひじ痛を生じた段階では進行していることが多い疾患です。早期に肘OCDを発見するには、エコー検査が不可欠です。当チームの指導者は、以前からけが予防、けがの早期発見・治療に理解があり、今回実現しました。36名の選手に対して医師による肘関節エコー検査、肩・肘・腰などのチェックを行いました。理学療法士によって投球動作に関する機能評価(今回はファンクショナルムーブメントスクリーン)を中心に行いました。今後も年2回メディカルチェックを行い、選手たちのけが予防につなげたいと思います。このチームのあいさつを含めた礼儀は、すばらしく、印象に残りました。本チームのますますのご活躍を祈念します。関心のあるチームがございましたら、ご連絡ください。

 

 

文責 森原 徹

 

 

2017年6月18日 京都スポーツ医学セミナー2017を開催しました。

 

京都スポーツ医学セミナー2017

シンポジウム「プロ野球界での経験を生かして」

藤原正典先生から、

プロ野球選手の試合に向けたコンディショニングのスケジュールについて講演をいただいた。ナイターゲームでは、14時ごろからアップが始まる。ビジターとしていく場合、16時ごろからのアップになるため、それまでの準備が重要であるとのことであった。

幸 智之トレーナーから、

プロ野球選手のパーソナルトレーナーとして、どのようにかかわっていくのが重要であるか、お話しいただいた。個人の意識や感覚を大事にして、改善するポイントをいかに素早く的確に見つけ出し、指導するかが重要であるとのことでした。

松元隆司先生から、

阪急ブレーブス、オリックスを通して選手に体のケアについてどのように取り組んできたかをご説明いただいた。野球教室を選手に経験させることで、ボランチィア精神を教育させていたとのこと、大変興味深い内容であった。

特別講演 超高齢化社会に向けて~サルコぺ二アへの対策~

山田陽介先生から、

今後の日本の高齢化社会で重要なサルコペニア、フレイルについてお話しいただいた。運動によって予防ができること、栄養やサプリメントによる予防法の開発が近年進んでいることをお話しいただいた。

参加者にとって大変有意義な会となりました。演者の先生本当にありがとうございました。今後も当NPO法人との継続的な連携をお願いしました。

 

 

文責 副理事長 森原 徹

2016年12月3日 京都市中学校体育連盟野球教室でメディカルチェックを行いました。

2016年11月27日 京都府高等学校野球連盟トレーニング講習会でメディカルチェックを行いました。

2016年3月6日 2016京都スポーツ医学セミナー「運動連鎖から考える投球障害」を開催しました。

10月4日 セミナー「運動連鎖から考える革新的治療戦略」を開催しました。

7月17日 セミナー紹介に「運動連鎖から考える革新的治療戦略」を掲載しました。

3月26日 京都スポーツ医学セミナー2015の案内をUPしました。

12月8日 賛助企業をUPしました。

11月25日 わかさスタジアム京都で高校生野球検診を行いました。